慰謝料の相場

慰謝料の相場はいくら?
慰謝料はいくら支払われる?

交通事故でケガをしたことなどに対する補償として相手の保険会社から支払われる慰謝料。交通事故後の被害者の状況によって支払われる慰謝料が変わり、金額には相場があります。
慰謝料の相場や、相場で示談するコツを確認していきましょう。

  1. 慰謝料の種類
  2. 慰謝料の相場とは?
  3. 入通院慰謝料の相場はいくら?
  4. 後遺障害慰謝料の相場はいくら?
  5. 死亡慰謝料の相場はいくら?
  6. 相場の慰謝料を受け取る方法

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慰謝料の種類

  • 交通事故の慰謝料は3種類!
ケガをした人と死亡した人での慰謝料の種類
ケガが完治した人 入通院慰謝料(傷害慰謝料)のみ
後遺症が残ったが後遺障害の認定を受けていない人 入通院慰謝料(傷害慰謝料)のみ
後遺症が残り後遺障害の認定を受けた人 「入通院慰謝料(傷害慰謝料)」+
「後遺障害慰謝料」
死亡した人 死亡慰謝料

交通事故の慰謝料には、入通院慰謝料後遺障害慰謝料死亡慰謝料があります。

交通事故でケガをした場合、後遺障害等級の認定を受けた場合、被害者がなくなった場合で支払われる慰謝料は上の表のように変わります。

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慰謝料請求の第一歩は自分に支払われる慰謝料の種類を把握することです。

つぎは慰謝料の基準や相場について確認をしていきましょう。

慰謝料の相場とは?

  • 慰謝料計算には3つの基準がある
  • 示談交渉での相場は裁判基準の8〜9割
慰謝料の基準

慰謝料には自賠責基準、任意保険基準、裁判基準という3つの基準があります。

相手保険会社があなたに対して最初に提示してくる金額は、自賠責基準または任意保険基準の金額であることがほとんど。

上の図のように、任意保険基準は相場より金額が低く、相場の慰謝料を受け取るには示談交渉を行う必要があります。

そして、交渉の結果、任意保険基準と裁判基準の間の金額で示談をするケースが多く、裁判基準の8〜9割程度の金額が示談交渉での慰謝料の相場といえます

なお、3つの基準についても詳しくは下記のページをご覧ください。

ミスターリードの
かんたん解説
裁判基準が慰謝料の相場だという意見もあります。たしかに示談交渉で裁判基準の慰謝料が認められることもありますが、そのケースは限られます。
よって、裁判をした場合は裁判基準、示談交渉では裁判基準の8〜9割が慰謝料の相場だとミスターリードは考えています。

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裁判基準と相場の関係がわかると「相場はいくらなのだろう?」と気になりますよね。

各慰謝料の相場をここから一気にご説明します。

入通院慰謝料の相場はいくら?

  • 治療期間が長いほど高額になる
  • 入院した場合のほうが高額になりやすい
通院期間 示談交渉での相場 裁判をした場合の相場(裁判基準)
1ヶ月 22.4万円 28万円
2ヶ月 41.6万円 52万円
3ヶ月 58.4万円 73万円
4ヶ月 72万円 90万円
5ヶ月 84万円 105万円
6ヶ月 92.8万円 116万円
7ヶ月 99.2万円 124万円
8ヶ月 105.6万円 132万円
9ヶ月 111.2万円 139万円
10ヶ月 116万円 145万円
11ヶ月 120万円 150万円
12ヶ月 123.2万円 154万円
13ヶ月 126.4万円 158万円
14ヶ月 129.6万円 162万円
15ヶ月 131.2万円 164万円
  • 裁判基準は「民事交通事故訴訟 損害賠償額算定基準」を参照。
  • 相場はミスターリードが独自に算出したものです。
入院期間 示談交渉での相場 裁判をした場合の相場(裁判基準)
1ヶ月 42.4万円 53万円
2ヶ月 80.8万円 101万円
3ヶ月 116万円 145万円
4ヶ月 147.2万円 184万円
5ヶ月 173.6万円 217万円
6ヶ月 195.2万円 244万円
7ヶ月 212.8万円 266万円
8ヶ月 227.2万円 284万円
9ヶ月 237.6万円 297万円
10ヶ月 244.8万円 306万円
11ヶ月 251.2万円 314万円
12ヶ月 256.8万円 321万円
13ヶ月 262.4万円 328万円
14ヶ月 267.2万円 334万円
15ヶ月 272万円 340万円
  • 裁判基準は「民事交通事故訴訟 損害賠償額算定基準」を参照。
  • 相場はミスターリードが独自に算出したものです。
  • 1ヶ月は30日で計算し、端数は日割りで計算します。
  • 通院と入院を両方している場合は、それぞれの期間を考慮した金額になります。
  • 日数は、「総治療日数」と「実入通院日数✕3」を比較して少ない方を使います。

入通院慰謝料では、裁判基準の金額が月単位で1ヶ月から15ヶ月まで決まっています。

通院期間、入院期間で金額は変わり、入院した場合のほうが金額は高く、退院後の通院もあるため、慰謝料は高額になりやすいです

上の表では、示談交渉での相場は、裁判基準の8割で記載しています。

ミスターリードの
かんたん解説
むち打ちで他覚症状が確認できない場合の入通院慰謝料は、裁判基準の金額が上の表よりも低く設定されており、「むち打ちは慰謝料が低い」と言われることもあります。

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すでに保険会社から慰謝料が提示されている方は、この表と自分の慰謝料の金額を比べてみてください。
保険会社の提示金額は、表の相場や裁判基準よりも低いはずです。

つぎは後遺障害慰謝料の相場を確認しましょう。

後遺障害慰謝料の相場はいくら?

  • 後遺障害等級で慰謝料の相場が変わる
後遺障害等級 示談交渉での相場 裁判をした場合の相場(裁判基準)
第1級 2240万円 2800万円
第2級 1900万円 2370万円
第3級 1590万円 1990万円
第4級 1340万円 1670万円
第5級 1120万円 1400万円
第6級 940万円 1180万円
第7級 800万円 1000万円
第8級 660万円 830万円
第9級 550万円 690万円
第10級 440万円 550万円
第11級 340万円 420万円
第12級 230万円 290万円
第13級 140万円 180万円
第14級 90万円 110万円
  • 裁判基準は「民事交通事故訴訟 損害賠償額算定基準」を参照。
  • 相場はミスターリードが独自に算出したものです。

後遺障害慰謝料は、後遺障害等級で裁判基準の金額が変わります。

重たい後遺障害ほど、後遺障害慰謝料の金額も高くなり、慰謝料が数百万になるケースも少なくありません

示談交渉での相場の金額は、裁判基準の約8割で算出しています。

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後遺障害慰謝料は、複雑な金額計算がない分、自分に提示された金額と相場との比較をかんたんにすることができます。
慰謝料の金額は相場より明らかに低かったら、そのまま示談しないようにしましょう。

死亡慰謝料の相場はいくら?

  • 被害者の方の立場などで目安が変わる
お亡くなりになった方 死亡慰謝料
一家の支柱 2800~3600万円程度
子ども 1800~2600万円程度
高齢者 1800~2400万円程度
その他配偶者など 2000~3200万円程度

死亡慰謝料は、死亡した被害者の立場によって支払われる金額が変わります

そのため、入通院慰謝料や後遺障害慰謝料のように相場として明確な金額を出すことは難しく、金額幅があります。

だいたい、上の表の範囲内の死亡慰謝料が支払われることが多いです。

家計を支えていた一家の支柱が亡くなった場合は、ご遺族の経済面での影響が特に大きいことから、死亡慰謝料は高額になりやすくなっています。

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死亡慰謝料は、ご遺族のこれからの生活で必要となる大切なお金です。
弁護士に相談して慰謝料請求を行い、適切な金額を受け取ってください。

相場の慰謝料を受け取る方法

  • はじめは裁判基準を希望しても良い
  • 弁護士など専門家に依頼する
示談交渉での慰謝料の決め方

保険会社は任意保険基準の慰謝料を提示してきますので、相場の慰謝料を受け取るために示談交渉を行います。

示談交渉では、はじめから相場の金額ではなく、まずは裁判基準の金額を希望しても良いでしょう

最終的に相場の金額で示談することを見越して、示談交渉を行うやり方です。

そうすれば、保険会社が裁判基準からの減額を希望しても、相場の金額で示談できるケースが多いでしょう。

保険会社が裁判基準での支払いが認められることもあります。

また、弁護士などの専門家に依頼することも、相場の慰謝料を受け取るために大切なことです

交渉相手が弁護士に変わっただけで、慰謝料の増額を認める保険会社もあると言われていますし、弁護士なら裁判基準を根拠に、示談交渉で的確に主張していくことができます。

ミスターリードの
かんたん解説
加害者に「悪質性が認められる場合※」や「不誠実な態度と認められる場合」には、裁判基準以上の慰謝料が支払われる可能性もあります。
  • 無免許運転、ひき逃げ、著しいスピード違反、酒酔い運転、故意の信号無視 など

ミスターリードからあなたへ

保険会社は被害者の主張よりも慰謝料の金額を減らそうとすることが多いので、はじめから相場を希望すると、相場以下の金額しか認められない可能性があります。
相場の慰謝料を受け取るためには、相手方の反応も見越した示談交渉の技術も大切ですよ。

まとめ

保険会社が相場よりも低い金額の慰謝料を提示してくるのは、慰謝料の金額が高額になるほど会社の支出が増えるからです。
会社の利益のために慰謝料の金額が少なくなることには納得できませんが、示談交渉をすることで、この不満は解消できます

弁護士などの専門家に相談して示談交渉を行い、保険会社に相場の慰謝料の支払いを認めてもらいましょう。

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