事故直後にチェック!治療(入通院)について

入通院による治療の補償を得るためには?

治療の補償を得るためには、「ケガの治療を、交通事故の直後から始めること」がポイントです。事故に遭った後しばらく経ってから治療を始めても、ケガと事故との因果関係を証明することが難しくなり、治療費が支払われない場合があります。

また、保険会社から「治療費を打ち切る」と言われても、治療をやめないでください。痛みや症状があれば治療を継続するのは当然のことです。治療費の支払いが止まらないよう、弁護士に相談しましょう。

ケガの治療、ここがポイント!

交通事故によるケガの治療には、いくつかのポイントがあります。

対処を間違えてしまうと賠償金が減ってしまうこともあるので、必ずチェックしてください。

1. すぐに病院に行く

交通事故でケガをしたら、事故後すぐに病院に行って診察・検査を受け、事故によるケガであることを証明できるようにしましょう。

受診するのが後日になってしまうと、ケガと交通事故の因果関係が証明できず、「治療費」などの賠償金を受け取れなくなってしまうおそれがあります。

2. 健康保険を利用する

交通事故のケガの治療でも、できるだけ健康保険を使いましょう。

特に、被害者にも過失がある場合は、健康保険を利用しておいた方が賠償金額が増額することがあります。

詳しくは、自賠責保険・任意保険・健康保険・労災保険で説明しています。

3. 継続して治療する

治療は、ケガが完治(症状固定)するまでしっかり継続することが大切です。

ケガを治すことはもちろんですが、「きちんと治療したかどうか」は、後遺障害の認定を受ける時や最終的な賠償金額にも影響します。

治療日数が後遺障害の認定に影響する

後遺症が残って「後遺障害」の認定手続きをする際、入通院日数が重要になってくることがあります。

例えば、むち打ちによる痛みやしびれが残ってしまった場合、「後遺障害等級」の認定を受けるためには、一般的に週3日程度の整形外科への通院を6ヶ月以上継続していないと、認定を受けにくくなってしまうとされています。

また、むち打ちは、整骨院や接骨院などで治療を受ける場合がありますが、この場合でも、月に1回程度は整形外科で診察を受けておくことが望ましいです。

「後遺障害等級の認定申請」のときに必要な「後遺障害診断書」は、病院の医師でないと作成できないためです。

ミスターリードの
かんたん解説
整骨院や接骨院は、休日や平日の夜遅くまでやっているので便利ですが、施術しているのは医師ではなく柔道整復師です。
医師のアドバイスをもとに、整骨院に通うことをオススメします!

仕事を休んでも治療を継続するメリット

「仕事が忙しくて病院に行けない」という方もいるかもしれませんが、ケガを治療すること、妥当な賠償金を得ることを考えると、仕事を休んで病院に行くべきといえます。

仕事を休むと減給になってしまうかもしれませんが、その点はご安心ください。

通院による減給は「休業損害」として請求することができます。

保険会社からの治療費打ち切り

通院治療を継続していると、ケガの痛みなどが残っているにも関わらず、保険会社から「治療費」の打ち切りを打診されることがあります。

この「治療費」の打ち切りには応じないようにしましょう。

応じてしまうと、その後の通院治療の費用を請求できなくなってしまうおそれがあるためです。

また、「症状固定」の判断をするのは保険会社ではなく医師です。

「症状固定だから治療費を打ち切りにする」と言われても応じず、医師や弁護士に相談をするようにしましょう。

通院交通費や介護費用について

入通院治療を長期間継続すると、「治療費」以外にもさまざまな費用が発生します。

これらの費用についても、賠償金として請求することが可能です。

請求できる費用としては、次の項目があげられます。

治療費以外に請求できる費用の一例

  • 通院時の交通費
  • 付き添いなどの介護費用
  • 治療器具の代金(松葉杖など)
  • 入院時の雑費

通院時の交通費

通院時に電車やバスなどの公共交通機関を利用したときは、原則として全額を請求することができます。

車などで通院をした場合には、ガソリン代や駐車場代を請求できます。

ただし、タクシーで通院していた場合はタクシー代を請求しても認められない可能性があります。

タクシー代が認められるのは、歩くことができないケガを負っていた場合やタクシーを利用しないと通えない場所に病院がある場合などに限られています。

介護費用

入院期間中にご家族の介護を受けた場合や、ご家族の付き添いがなければ通院できなかったようなときは、介護費用を請求することができます。

その金額は、入院介護の場合は日額6,500円程度、通院介護の場合は日額3,300円程度が基準とされています。

詳しくは、介護が必要になった場合で説明しています。

ここに注目!

十分なケガの治療と補償のためには、事故直後からいくつかおさえるポイントがあります。正しい対処をして、適正な補償を得られるようにしましょう。

また、保険会社から、痛みがあるのに一方的に治療の打ち切りの連絡が来ることもありますが、決して応じないようにしましょう

保険会社の対応や、提示された賠償金に不満がある方は、まずは弁護士に相談することをおすすめします。
ミスターリードは、治療中から相談できる弁護士をご案内しています。

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