PTSD(交通事故による精神的ショック)

PTSDの症状が見られたら

事故後に不安感を抱いたり、うつ状態やフラッシュバックなどの症状が表れたりするのであれば、PTSDの恐れがあります。
PTSDは衝撃的な体験をして精神的ショックを受けたことで発症する症状で、交通事故でもPTSDになるケースがあります。
PTSDで治療費や慰謝料の支払い、後遺障害等級を認めてもらうには、交通事故との因果関係を証明する必要があり、弁護士など専門家のサポートを受けて適切な対応をしていくことが求められます。

PTSDの症状と治療方法

  • 睡眠障害、うつなどがPTSDの症状
  • 症状があれば精神科を受診すること

交通事故後にPTSDの症状が表れたら、すぐに精神科や心療内科の専門医を受診しましょう

PTSDの症状は、「交通事故での体験やその恐怖が不意によみがえる(フラッシュバック)」、「交通事故に関係した物事を思い出せない」、「喜怒哀楽の感情が持てなくなる」、「精神的な緊張状態が続き、睡眠障害などが起こる」、「何事にもやる気がなくなり、うつ状態が続く」などさまざまです。

外傷とは違って形の見えない病気で、PTSDだと気づくのに時間がかかることもあります。

ご説明したような症状が見られたらそのままにせず、カウンセリングや投薬などの治療を早く受けるようにしてください。

ミスターリードの
かんたん解説
精神科や心療内科に通院することに抵抗がある方は、まずは一度心理カウンセラーのカウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか?
症状を克服するためには専門家のサポートを受けることが大切です。

ミスターリードからあなたへ

PTSDは事故後、時間が経ってから発症することもあります。
その際は、交通事故でPTSDを発症したことを医師に認めてもらうようにしてください。

これからご説明する後遺障害申請や慰謝料請求で交通事故とPTSDの因果関係が重要になってきます。

PTSDの後遺障害認定

  • PTSDで後遺障害等級が認定される
  • PTSDの等級認定は簡単ではない
後遺障害等級 詳細
第9級10号 通常の労務に服することはできるが、非器質性精神障害のため、就労可能な職種が相当な程度に制限されるもの
第12級13号 通常の労務に服することはできるが、非器質性精神障害のため、多少の障害を残すもの
第14級9号 通常の労務に服することはできるが、非器質性精神障害のため、軽微な障害を残すもの

PTSDでは、上の3つの 後遺障害等級が認定される可能性があります。

ただし、交通事故のPTSDで後遺障害等級の認定を受けるのは簡単ではないと言えるでしょう。

まず、等級が認定されるには、PTSDの症状に加え、死に直面するほどの重症を負った、または同乗者の死などに直面したという前提が必要です。

また、適切な治療を行い、症状が回復するかどうかきちんと判断されているかが重要なポイントとなります。

事故被害者の主観的な心の状態を、客観的に証明していくのは容易なことではありません。

「車や道路を見ると事故にあった時のことを思い出しドキドキする」、「車に乗るのも怖くなった」など、事故によって日常生活に支障をきたすことを具体的に伝えていく必要があります。

ミスターリードからあなたへ

PTSDでの後遺障害等級の申請は、弁護士のサポートを受けて被害者請求で行ったほうがいいでしょう。

後遺障害申請から弁護士に相談していれば、難しい手続きや交渉を任せることができます。

交通事故診断を行い、
弁護士に相談する

慰謝料は保険会社に請求できる?

  • 支払いを拒否する保険会社もある
  • 交通事故によるPTSDであると証明が必要

交通事故でケガをした場合、通常は治療費や慰謝料などが相手保険会社から支払われます。

しかしPTSDでは、保険会社が支払いを認めないことが多いと言われています。

それは、交通事故が原因でPTSDを発症したという因果関係を証明することが難しいからです

たとえば、交通事故で足を骨折した場合、骨折と事故の因果関係は説明しやすいですが、PTSDを説明するのはどうしても難しくなってしまいます。

同じような交通事故でPTSDを発症する人もいれば発症しない人もいるのでなおさらです。

そのため、交通事故が原因のPTSDだと示談交渉で証明するのは簡単ではなく、裁判で行っても、因果関係を認めてもらえるかはケースバイケースになってしまうようです。

ミスターリードからあなたへ

症状の苦しみは目に見えず、どのように算定するかがとても難しく、自己申告だけでは保険会社はなかなか認めてくれないのです。

信頼できる弁護士と出会い、粘り強く準備や交渉を行いましょう。

まとめ

交通事故が原因でPTSDを発症したら、まずは専門医に治療を受けて回復に努めてください。
後遺障害等級の認定を受けるのも、慰謝料を受け取るのも大変な対応になります。

心身に負担のかかる対応になりますので、弁護士などの専門家に任せましょう。
周囲のサポートを受けて治療に専念することでPTSDの克服や適切な慰謝料の受け取りにつながるはずです。

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