依頼した弁護士の対応が遅いです。なぜ、もっと早く進めてくれないのでしょうか?
弁護士に依頼したものの、なかなか手続きや示談交渉が進展せず、「弁護士の対応が遅い」という声を聞くことがあります。
進みが遅い理由としては、想像以上に手続きに時間がかかっている、もしくは弁護士が案件を後回しにしている、のどちらかが当てはまると考えられます。
手続きに時間がかかっている場合は、弁護士はきちんと対応しているものの、相手の返答などに時間がかかっている可能性があります。
たとえば、後遺障害等級の申請では、認定結果が出るまで数ヶ月かかることもあり、その間は弁護士も結果を待つしかありません。
また、示談交渉では、相手保険会社の決済に時間がかかっている可能性があります。
弁護士から催促することはできますが、数十万円から数百万円もの金額の決済のため、すぐに決まらないこともあるようです。
いっぽうで、もし、弁護士があなたの依頼を後回しにしていたら、そのまま任せ続けるよりも弁護士の変更を検討したほうがいいかもしれません。
依頼中の弁護士を解任し、他の弁護士に変える人も珍しくありませんよ。
不満を感じている人は、一度、他の弁護士に相談してみてはいかがですか?