半身不随・下半身不随の慰謝料

交通事故で麻痺の症状が出た時
麻痺が残ったら(半身不随・下半身不随)

交通事故で麻痺の症状が出て半身不随や下半身不随の後遺症が残ったら、今後の生活のために慰謝料などをしっかり受け取ることが大切です。
慰謝料請求や後遺障害申請などの手続きは、交通事故に精通した弁護士に任せ、治療に専念してください。
日常生活や手続きなどで被害者の方が対応しきれないところはご家族がサポートをしてあげてください。

  1. 交通事故による麻痺
  2. 半身不随(片麻痺)の慰謝料
  3. 下半身不随(対麻痺)になってしまったら
  4. 介護費や自宅改造費は請求できる?
  5. 収入の補償(逸失利益など)

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交通事故による麻痺

  • 脊髄損傷で麻痺が残ることがある
  • 日常生活に大きく影響する後遺症
交通事故による麻痺の種類
麻痺 詳細
四股麻痺 両方の腕と足が麻痺してしまう症状。
片麻痺 片方の腕と足がともに麻痺してしまう症状。
対麻痺 両腕または両足のどちらかが麻痺してしまう症状。
単麻痺 片腕または片足が麻痺してしまう症状。

麻痺の後遺症は、脊髄損傷などが原因で残り、麻痺が残る部位によって、上のように四股麻痺、片麻痺、対麻痺、単麻痺に分けられます。

いずれもこれからの日常生活に大きく影響する後遺症です。

感覚が失われて腕や腰、足などを動かせない麻痺(完全麻痺)が残ってしまった場合は寝たきりになってしまうこともあります。

また、完全麻痺ほどではなくても、自分の意思で動かせない、動きが鈍くなるなどの症状(不全麻痺)が残り、事故以前と同じ生活は難しくなってしまうことが多いです。

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麻痺の症状のうち、片麻痺で右半身または左半身のどちらかに後遺症が残ることを半身不随、対麻痺で下半身に麻痺が残ることを下半身不随と言います。

次からは、半身不随と下半身不随で認定される後遺障害等級や慰謝料をご説明していきます。

半身不随(片麻痺)の慰謝料

  • 片麻痺で認定される後遺障害等級は4つ
  • 保険会社の提示と相場との金額差が大きい
片麻痺の程度 詳細 認定される後遺障害等級
高度の
片麻痺
  • 片側の腕と脚をまったく動かせない
  • 物を持つことができない
  • 歩くことができない
介護を要する後遺障害の1級または2級
中度の
片麻痺
  • 杖や歩行具がないと歩行や階段の昇り降りができない
  • 字が書けない
後遺障害5級
軽度の
片麻痺
  • 障害により歩く速度が遅い
  • 文字を書けない
後遺障害7級

半身不随では、麻痺の程度に応じて介護を要する後遺障害の1級または2級(高度の片麻痺)、後遺障害5級(中度の片麻痺)、7級(軽度の片麻痺)が認定される可能性があります。

そして認定された後遺障害等級で、下記のように慰謝料の金額が変わります。

介護を要する
後遺障害等級
相場 裁判基準
第1級 2240万円 2800万円
第2級 1900万円 2370万円
後遺障害等級 相場 裁判基準
第5級 1120万円 1400万円
第7級 800万円 1000万円
  • 裁判基準は「民事交通事故訴訟 損害賠償額算定基準」を参照。
  • 相場はミスターリードが独自に算出したものです。

示談交渉の場合は相場、裁判をした場合は裁判基準が後遺障害慰謝料の目安になります。

ただし、保険会社がはじめに提示してくる金額は、相場や裁判基準に比べて明らかに低いことがほとんど

後遺障害1級や2級の認定を受けていた場合は1000万円近い金額差があるかもしれません。

これからの生活でとても大事なお金になりますので、すぐに示談せず、弁護士など交通事故の慰謝料に詳しい専門家に相談して、慰謝料の増額を求めていきましょう。

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表をみてわかるように、認定される後遺障害等級で慰謝料の金額が大きく変わります。

半身不随の後遺症が残った時、どの後遺障害等級の認定を受けるかもとても大事です。

下半身不随(対麻痺)になってしまったら

  • 対麻痺の程度で後遺障害等級が変わる
  • 介護の有無で後遺障害等級が変わる
  • 慰謝料の相場は1000万円以上
対麻痺の程度 詳細 認定される後遺障害等級
高度の
対麻痺
  • 両足の股関節、膝関節、足首を動かすことができない
  • 歩くことができない
介護を要する後遺障害の1級
中度の
対麻痺
  • 杖や歩行具がないと歩行ができない
介護を要する後遺障害の1級または2級、後遺障害3級
軽度の
対麻痺
  • 杖や歩行具がないと階段を登れない
後遺障害5級

下半身付随では、上の表のように後遺症の程度によって後遺障害等級が認定されます。

中度の対麻痺のみ、認定される後遺障害等級が3つありますが、食事や入浴、トイレなど日常生活のすべてで介護が必要な場合は後遺障害1級、日常生活で介護が必要な場面がある場合は後遺障害2級、介護を必要としない場合は後遺障害3級が認定されます。

介護を要する
後遺障害等級
相場 裁判基準
第1級 2240万円 2800万円
第2級 1900万円 2370万円
後遺障害等級 相場 裁判基準
第3級 1590万円 1990万円
第5級 1120万円 1400万円
  • 裁判基準は「民事交通事故訴訟 損害賠償額算定基準」を参照。
  • 相場はミスターリードが独自に算出したものです。

対麻痺で認定される後遺障害等級ごとの慰謝料です。

相場の欄を見てわかるように、どの等級が認定されても、対麻痺の慰謝料として1000万円以上が支払われる可能性があります。

ただし、片麻痺と同じように、保険会社がはじめから相場の慰謝料を提示してくることは少ないです

後遺障害3級や5級の場合、保険会社の提示は1000万円以下のことも多いでしょう。

相場より低い慰謝料が提示されたとしても、「あなたの場合はこれしか支払われない」というわけではありません。

相場程度の金額まで増額できる見込みがあります。

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今後の生活への不安な気持ちにも影響しますので、保険会社から提示された低い金額で示談しないようにしてください。

弁護士に相談して交渉を行い、適切な金額の受け取れるようにしましょう。

交通事故診断を行い、
弁護士に相談する

介護費や自宅改造費は請求できる?

  • 介護費も自宅改造費も請求可能!
保険会社に慰謝料請求できるもの

半身不随や下半身不随の後遺症が残ると、自宅内での生活にも支障が出やすいです。

家族やヘルパーさんの介護が必要になることがあり、ほかにも車椅子や電動ベッドの購入、手すりの設置、自動車の改造など、さまざまな準備が必要になります。

これらの費用で、慰謝料請求の際に加害者の保険会社に請求できるものをまとめました。

介護費

  • 近親者による介護費
  • 訪問看護費
  • 訪問介護費
  • デイサービス費
  • ショートステイ費

など

近親者による介護の場合は1日8000円、介護サービスなど職業付添人の場合は実費で(1日1万〜2万円程度が目安)請求できます。

補装具

  • 電動車椅子
  • 車椅子
  • 義歯
  • 義手
  • 義足
  • メガネ

など

将来、補装具の交換が必要な場合には、買い替え費用も請求することができます。

家の改造費

  • 浴室・階段への手すり設置
  • 浴室の拡張
  • 和式トイレから洋式トイレへの改造
  • 玄関・出入口の段差解消(バリアフリー)
  • 電動ベッド購入
  • 車椅子昇降機
  • 天井吊り下げリフト
  • エレベーターの設置
  • 自動車改造費

など

介護のためにリフォームする場合、一般的な業者では対応できないこともあります。

ミスターリードからあなたへ

これらの費用は保険会社が無条件で支払ってくれるものではありません。
これからの生活費で必要だと認めてもらう必要があります。

自己負担を増やさないためには、あらかじめ保険会社に確認、交渉をするのがいいでしょう。

収入の補償(逸失利益など)

  • 収入減は休業損害や逸失利益で請求
  • 公的な支援や奨学金を受けられることも
収入の補償や利用できる制度

半身不随や下半身不随で仕事ができなくなった場合は、症状固定までは休業損害、症状固定後は逸失利益として請求することができます。

いずれも、事故前の収入がいくらだったのかが重要になります

事故前の収入を証明するためには、源泉徴収票や給料明細の他、勤務先の協力が必要になることもあります。

より詳しく知りたい方はこちら

支援制度の利用も検討しましょう

交通事故によって障害者になってしまった場合には、公的なサービスによる福祉的な支援、経済的な支援、精神的な支援なども受けられる可能性があります。

たとえば、身体障害者手帳の交付を受けることで、手当てが支払われたり、公共料金の減額や免除などを受けられたりすることがあります。

子どもがいる場合は、交通事故で仕事ができなくなった場合に申請できる奨学金や学費の給付などを利用する選択肢もあります。

より詳しく知りたい方はこちら

ミスターリードからあなたへ

まずは、お住いの市町村役場などに問合せし、適切な手続きを行いましょう。

示談交渉を弁護士に依頼していれば、それらの相談にも対応してくれることがあります。

まとめ

交通事故で半身麻痺などのケガを負ってしまったら、被害者ご本人で損害賠償を請求するのは難しいです。
介護費やその他の損害で交渉が難しくなることもあります。

治療や介護に専念するためにも慰謝料請求は弁護士に依頼することをおすすめします

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