交通事故コラム

20代独身OL女性の交通事故の正しい対応。誰に相談していいかわからない!

このコラムでは、年齢や性別、職業別などで、交通事故被害に巻き込まれた際の正しい対応をご紹介しています。
今回ご紹介するのは、20代独身OL女性のケース。初めての交通事故被害で、誰に何を相談していいのか、保険会社をどこまで信じていいのか、わからないことだらけだと思います。事故後の対応で悔しい思いをしないために、ぜひここで説明することをご参考ください。

初めての交通事故被害でパニック。誰に何を相談すればいいの?

20代独身OL女性が交通事故被害にあったケースでは、ケガや今後のへの不安でパニックになってしまう方も多いようです。

ケガの治療や加害者との示談交渉をどう進めていいかわからずパニックになってしまうのは無理もありません。

そこでまずは、交通事故被害を誰に相談すればいいのか、保険会社とのやりとりをどう対応すればいいのかについてご説明いたします。

交通事故被害は弁護士に相談

交通事故被害の身近な相談相手としては、家族や友人などが挙げられます。

身近な人に相談をすることで、気持ちが落ち着いたり、アドバイスをもらえたりなどのメリットもありますが、直接解決には結びつかないことがほとんど。

そのため、家族や友人だけでなく、交通事故に詳しい弁護士にも相談をするようにしましょう。

弁護士に相談をすることで、治療や賠償金の見通しを具体的に知ることができ、依頼をした場合は、後遺障害等級の認定や保険会社との示談交渉などの対応を任せることができます。

加害者の保険会社を信用しないこと

交通事故被害に遭うと、ケガの治療中から賠償金の示談成立まで、加害者の保険会社とやりとりをすることになります。

保険会社と聞くと、「任せておけば安心」と思ってしまうかもしれませんが、そのようなことはありません

あくまで加害者側の保険会社であって、交通事故被害者の味方という訳ではないのです。

そのため、被害者にとって不都合な内容を提示してくることもありますし、心ない言葉を言うケースもあるようです。

加害者の保険会社に任せきりにするのはおすすめできません

もし、保険会社の対応が煩わしい場合は、弁護士に相談をして対応を任せるようにしましょう。

自動車保険に未加入でも「弁護士費用特約」を使える?

20代独身OL女性のケースでは、ご自身で車を所有せず、家族の車やレンタカーなどを運転していた際に交通事故に遭うケースも想定されます。

被害者自身で車を所有していないということは、自動車保険に未加入

そのため、弁護士費用特約がないから、弁護士に相談することをためらってしまう方もいらっしゃるようです。

しかし、ご安心ください。

弁護士費用特約はご自身が加入していなくても使用できる場合があります

離れて暮らすご両親、同居中のご両親や祖父母が加入していれば、加入しているご家族の弁護士費用特約を使用することができます。

一度、ご家族が加入している自動車保険の内容を確認してみるようにしましょう。

被害者自身の「弁護士費用特約」を使用できるケース

一人暮らしの場合
ご両親の弁護士費用特約が使用可能。
※独身の場合のみ
ご家族と同居の場合
ご両親祖父母の弁護士費用特約が使用可能。
※同居する6親等以内の血族の弁護士費用特約が使用できます。

健康保険や医療保険は使用できる?

「自動車保険」には加入していなくても、勤務先で加入している「健康保険」やご自身が任意で「医療保険」に加入されていることもあると思います。

まず、健康保険ですが、こちらは交通事故によるケガの治療でも、普段病院で使用するのと同じように使うことができます。

治療費は加害者に請求することができますが、一時的に被害者が治療費を立て替えることもありますので、使用したほうが良いでしょう。

生命保険などの民間の保険会社の「医療保険」に別途加入している場合、契約条件に応じて医療保険の給付を受けることができます。

利用できる条件や内容は、契約している保険、特約によって異なりますので、加入している医療保険に確認してみてください。

20代独身OLの慰謝料計算例

最後に、弁護士に相談するとしないとで、賠償金額にどの程度の違いがあるのか、「傷害慰謝料」を例にご紹介したいと思います。

保険会社は「自賠責基準」という算出基準で「傷害慰謝料」を計算することが多いです。

一方で弁護士の場合は「弁護士基準」で計算をします。

この2つの基準では、「慰謝料」の金額がこんなにも変わります

25歳独身OLが交通事故で10日入院し、90日間(45回)通院した場合

自賠責基準の場合

「自賠責基準」では下記の2つの計算方法のうち、入院と通院の合計が少ない方で計算をします。

  • 1日4200円×(入院期間+通院期間)
  • 1日4200円×(入院期間+通院回数)×2)

今回の場合、入院期間+通院期間=100、(入院期間+通院回数)×2=110となるため、前者の計算式を使用します。

4200円×(10日+90日)=42万0000円

傷害慰謝料は42万0000円となります。

弁護士基準の場合

「弁護士基準」では、「赤い本」と呼ばれる交通事故の専門資料に、入院期間、通院期間ごとの適切な「傷害慰謝料」の金額が記載されており、それを基に計算をします。

今回の場合は、

入院期間の慰謝料=1ヶ月53万円÷30×10=17万6666円(小数点以下切り捨て)

通院期間の慰謝料=3ヶ月73万0000円

17万6666円+73万0000円=90万6666円

「傷害慰謝料」は90万6666円となります。

「自賠責基準」と「弁護士基準」では、2倍以上の差があります。

弁護士に相談をして示談交渉を行うことで、「弁護士基準」の傷害慰謝料を獲得できる可能性が高まります。

Mr.リードからあなたへ

初めての交通事故で、わからないことだらけだと思います。

しかし、適切な対応を取れば、きちんと賠償金を受け取り、納得のいく解決に繋がります

まずは、ご家族の「弁護士費用特約」の加入状況やご自身の「医療保険」の内容を確認し、安心して任せられる弁護士を見つけましょう。

弁護士選びの際は、ぜひMr.リードの「おすすめ弁護士診断」をご活用くださいね。

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