交通事故コラム

交通事故が発生しやすい状況は?無事故のために知りたい5つのデータ

交通事故の被害者にも加害者にもならないためには、どのような状況で交通事故が起こりやすいのかを把握し、常に安全運転を心掛けることが大事。そこで、警察庁が発表している統計データを参考に、交通事故が起こりやすい場所や時間帯をまとめてみました。

交通事故の50%以上が交差点で発生!

地形別・道路形状別交通事故件数(平成28年)

件数 構成率
交差点 272,408件 54.6%
単路 203,886件 40.8%
踏切 168件 0.0%
その他 22,739件 4.6%
合計 499,201件 100%

警察庁交通局発表「平成28年における交通事故の発生状況」参照

上記は、平成28年に交通事故が発生した場所を交差点(交差点付近を含む)、単路(カーブやトンネルなど)、踏切、その他で分けたものです。

交差点での交通事故が54.6%と交通事故の半分以上を占めています。また、交差点を市街地と非市街地で分けた場合、市街地の交差点での交通事故が219,317件となり、交通事故の約44%となっています。

買い物などで市街地に自動車で行く際、交通量が多い交差点付近十分に気をつけて運転をしましょう。

運転中に注意したいのは、追突と出会い頭の事故

事故類型別交通事故の件数【車両同士の事故のみ】(平成28年)

件数 構成率
正面衝突 10.381件 2.4%
追突 184,567件 42.5%
出会い頭衝突 120,679件 27,8%
追越・追抜時衝突 8,447件 1.9%
すれ違い時衝突 5,167件 1.2%
左折時衝突 21,555件 5.0%
右折時衝突 40,137件 9.3%
その他 42,857件 9.8%
合計 433,790件 100%

警察庁交通局発表「平成28年における交通事故の発生状況」参照

こちらは、車両同士の交通事故が発生した原因の統計です。追突事故が42.5%、出会い頭の衝突が27.8%。この2つで70%以上を占めています。

前の自動車に追突しないため、しっかりと車間距離をとりましょう。T字路や視界の悪い小さな交差点を走行する場合、出会い頭の衝突を避けるためには、一時停止左右の確認を怠らないことが大切です。

「人と車」の交通事故のうち、約58%は横断歩道で発生

事故類型別交通事故の件数【人と車両の事故のみ】(平成28年)

件数 構成率
対面通行中 3,146件 6.1%
背面通行中 4,887件 9.5%
横断中 29,850件 57.9%
路上遊戯中 336件 0.7%
路上作業中 763件 1.5%
路上停止中 325件 0.6%
路上横臥 40,137件 9.3%
その他 10,957件 21.3%
合計 51,551件 100%

警察庁交通局発表「平成28年における交通事故の発生状況」参照

続いては、人と車両による交通事故が発生した状況の統計です。横断歩道での交通事故が57.9%と非常に高くなっています。

運転をする際は、信号を渡っている歩行者に気が付かなかったということがないよう、十分に注意をしましょう。

また、横断歩道を渡る際は青信号でも左右の確認をし、信号が点滅していたら無理に渡らないなど、歩いている時でも交通事故に巻き込まれないための意識を持つようにしましょう。

自分の運転に過信は禁物。交通事故の3/4は不注意が原因

「毎日運転しているし、交通事故も起こしたことがないから、自分は大丈夫」と思っていたら、その過信が交通事故の原因になりかねません。

交通事故が発生している原因の75.6%が、安全運転義務を怠ったことにあります。安全運転義務とは、運転中の操作ミスや安全の不確認、脇見運転などが含まれます。

警察庁交通局発表「平成28年における交通事故の発生状況」参照

速度や信号などの交通ルールは守っていても、ちょっとした不注意や油断で交通事故は起こりかねないのです。

運転に慣れていても、常に安全に注意を怠らず運転することを心掛けてください。

車から見えづらい?夜間は歩行者に注意!

昼夜別・状態別死傷者数(構成率)(平成28年)

自動車乗車中 73.3% 26.7%
自動二輪車乗車中 68.1% 31.9%
原付乗車中 73.0% 27.0%
自転車乗用中 77.5% 22.5%
歩行中 59.4% 40.6%
その他 67.5% 32.5%

警察庁交通局発表「平成28年における交通事故の発生状況」参照

最後は、交通事故の死傷者を、昼と夜に分けて割合をみた統計データです。自動車やバイクに乗っている場合も、歩行中も死傷者数が多いのは昼間ですが、歩行中の場合、他の項目に比べて夜の割合が高くなっています。

夜間、街灯が少ない暗い道路では、自動車から歩行者が見えにくい場合があります。

運転手は歩行者の確認をいつも以上に心がけ、歩行者は暗くて夜でも自動車の交通量がある道路などは避けるなど、交通事故に巻き込まれないように注意しましょう。

Mr.リードからあなたへ

交通事故が起こりやすいケースや注意したいシチュエーションをご紹介しました。ただし、あくまでこれらは交通事故が起こりやすいケースの一例で、その他のケースでも交通事故には十分注意してくださいね。

自動車を運転する時も歩いている時も、交通事故に遭わないよう、注意することを忘れてはダメですよ!