交通事故コラム

原因不明のめまいや記憶障害。それは高次脳機能障害かも!?

交通事故後、物忘れが多くなったり、集中力が低下してしまったりすることがあります。実はこれ、「高次脳機能障害」という「後遺症」の可能性があります。
今回は、高次脳機能障害とはどのようなものかご説明したいと思います。

どのような症状だと「高次脳機能障害」の可能性がある?

「高次脳機能障害」とは、交通事故で頭を強く打ち、脳卒中などの脳を損傷するケガを負った場合に残る可能性がある「後遺症」です。

「高次脳機能障害」によって残る後遺症はさまざま。交通事故に遭う前と比べて下記のような変化がでるようになります。

  • すぐに物事や約束を忘れるようになった
  • 昔のことを思い出せなくなった
  • 集中力がなくなった
  • 複数の作業を同時に行えなくなった
  • 疲れやすくなった
  • 怒りやすくなった

これらの症状には程度の差もあり、軽度や中度の「高次脳機能障害」の場合は検査を受けてもわからず、医師からは原因不明と伝えられることもあります。

また、自覚症状にすぐ気が付けないケースもあります。ですので、被害者のご家族が交通事故以前との違いに気が付くことも大切。

その際は、医師に相談をして「MRI検査」や「CT検査」などを受けるようにしましょう。

「高次脳機能障害」が「後遺障害」と認定されるポイント

「高次脳機能障害」は、障害の程度によって第1級から第9級の中で6つの「後遺障害等級」が定められています。

「後遺障害等級」の認定の際は、交通事故で頭部に外傷を負ったこと、高次脳機能障害を示す検査結果や医師の診断書があること、症状を記載した「日常生活報告書」があることが大事だとされています。

検査を受ける際のポイント

検査結果や医師の診断書は、「後遺障害等級」の認定を受ける際にとても重要なものです。「高次脳機能障害」かなと思ったら、「MRI検査」や「CT検査」を必ず受けるようにしましょう。

「高次脳機能障害」は医学の中でも特に専門的な知識を必要としますので、「高次脳機能障害」に詳しい専門の病院で検査を受けるのがオススメです。

「日常生活報告書」のポイント

交通事故前と比べてどのような変化があったか、細かくメモをとるようにしましょう。医師に自覚症状を伝える際や「後遺障害等級」の認定を受ける際に必要となります。

先ほどもお伝えしたように、検査結果で「高次脳機能障害」が確認できない可能性もあります。その際は、自覚症状のメモが「後遺障害等級」の認定を受ける際の証拠となる可能性もあります。

また、「後遺障害等級」の認定を受けたとしても、自覚症状よりも低い等級の認定を受ける可能性もあります。

後遺障害等級の異議申立」を行うこともできます。「後遺障害等級」の結果に納得できない場合は、医師や弁護士に相談をしましょう。

将来の不安を緩和するため、妥当な賠償金を勝ち取りましょう

「記憶障害」や「行動障害」が残ったことによるショックはとても大きいものだと思います。交通事故以前のように仕事ができなくなり、将来の収入に影響が出ることもあるでしょう。

「高次脳機能障害」に対する妥当な「慰謝料」や「逸失利益」をしっかりと受けとり、少しでも不安を和らげてほしいと思います。

そのためには、加害者の保険会社との示談交渉で「裁判基準」での賠償金の支払いを求めることが大切です。

保険会社は「自賠責基準」や「任意保険基準」の賠償金額を提示しているケースがほとんどですが、これは決して妥当な賠償金額とは言えません。

弁護士のサポート受け、「裁判基準」の妥当な賠償金を勝ち取ってください

Mr.リードからあなたへ

物忘れや集中力の低下は一見、交通事故と無関係と思ってしまいがち。でも、少しでも「おかしいな」と思ったら、「高次脳機能障害」を疑うようにしましょう。

先に示談をしてしまうと、妥当な賠償金を受け取れない可能性がありますので、早めの行動が大切です

「高次脳機能障害」では、専門的な知識も必要。Mr.リードの「おすすめ弁護士診断」を通じて、弁護士に相談しながら行動してくださいね。

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「高次脳機能障害」については「交通事故による高次脳機能障害」でもご説明しています。