交通事故コラム

3月に示談提示が増えるのはなぜ!?

交通事故の示談交渉は、2月~3月になると増え始めます。
治療途中でもこの時期に差し掛かると「治療費を打ち切る」と言われたり、示談交渉中でも早く回答するように迫られたりすることも。
なぜこの時期に集中するのか、そのからくりを解説します。

3月は保険会社の決算期

3月は決算期という会社が多いと思いますが、保険会社も同じこと。保険会社の1年間の収入・支出が計算され、利益や損失が明らかになるのがこの時期です。

会社にとっては、利益を多く出すことが1番です。保険会社にとって「利益を多く出す」ということは、どういうことなのでしょう。

支出を減らすこと、つまり…

利益をより多く出すためには、支出をできるだけ抑える必要があります。保険会社にとって保険料の支払いが多くなると、結果的には会社の利益が損なわれてしまいます。

そのため保険会社は、不要な支払いを抑え、必要最低限の補償で解決したがります

治療費の打ち切りをせまられたら、まず確認しましょう

保険会社から「そろそろ治療費を打ち切ります」と連絡があったら、注意してください。
治療費を打ち切られると、それ以降の治療はあなた自身で負担することになってしまいます。

下記の点を必ず確認してください。

もう痛みはないか?

ケガが治っていないなら、治るまで治療するのは当然のことです。
途中で治療をやめてしまうと、治るケガも治らないままになってしまう可能性があります。

気になる症状は残っていないか?

気になる自覚症状があるなら、気がついた段階で医師に伝えましょう。「他のところに比べればあまり痛くない」といった理由で伝え忘れてしまうと、症状がなかったことと同じになってしまいます。

主治医は「症状固定」と言っているか?

症状固定」とは、これ以上治療しても回復が見込めにない段階にきた、ということです。この段階にきてはじめて、治療が終了します。

この時期を判断できるのは、保険会社ではなく医師です。

保険会社への対応はどうする?

保険会社に対しては「主治医と相談するので、待ってください」とお願いしましょう。
それに対して、保険会社が強行な姿勢をとってきたら、「症状固定を判断するのは医師なので、主治医に確認したい」と伝えましょう。

主治医の先生には、自覚症状をハッキリと伝え、現在のケガの状況と今後の治療方針を確認しましょう。

今後も治療を継続する必要があれば、その旨が記載された診断書を書いてもらい、保険会社に提出するのが有効です。

Mr.リードからあなたへ

保険会社は、はじめから被害者に手厚い補償をしてくれる訳ではありません。きちんとした補償を受け取るためには、自分から行動を起こさなければなりません
黙ったままでは損をしてしまう可能性があります。

保険会社と自分で交渉したくない方は、弁護士に依頼しましょう!
治療費の打ち切りを言われた段階からでも弁護士に依頼することが可能です。

まずは診断する