交通事故コラム

逆走する自転車の交通事故。車道の右端通行や一方通行逆走の過失割合は?

自転車と自動車の交通事故では、自転車が「車道の右側を走行していた」、「一方通行の標識がある道路を逆走していた」というケースもあります。このようなケースの事故では、自転車にも交通事故が発生した責任があるとされ、過失がつく可能性があります。
ここでは、自転車が車道を逆走して起きた交通事故の過失割合についてご説明したいと思います。

  • 公開日:
  1. 逆走自転車には過失がつく?
  2. 右側走行で対向車との事故での過失割合
  3. 一方通行の逆走で発生した事故の過失割合
  4. 自転車で交通事故にあったら

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逆走自転車には過失がつく?

「事故被害者の自分に過失がつくことに納得できない」という方もいるかもしれません。

しかし、自転車が道路の右端を走行していた場合や、一方通行の標識がある道路を逆走していた場合は、事故の状況によって理由は異なりますが、自転車側にも過失がつくケースが多いです。

たとえば道路の右端を走行していた場合では、自動車側から見れば、自転車が逆走してきたように見えますので、正面衝突などの危険もある行為です。

さらに、自転車は道路の左端を走行することが義務付けられていて、右端の走行は通行区分(右側通行)違反にあたり、取締りを受けると、3ヶ月以下の懲役または5万円以下の罰金となる可能性があります。

自転車にも過失がつくのは、危険や違反など、何かしらの理由があるんですね。

では、実際にどの程度の過失割合が妥当なのか確認をしていきましょう。

右側走行で対向車との事故での過失割合

事故の詳細 過失割合
道路の右端を走行する自転車と対向車の衝突事故 自転車20:対向車80

自転車が道路の右端を走行し、正面から直進してきた自動車と衝突した場合、自転車20:自動車80が基本的な過失割合となります。

この過失割合で確定ではなく、事故当時の自転車と自動車の状況によって過失が変わってきます

たとえば、自動車側に前方不注意があったり自転車を避けるような動きがなかったりした場合は、自動車側の過失が15%から30%ほど、重くなることがあります。

反対に、自転車の走りがふらふらしていたら自転車側の過失が10%ほど重くなります。

また、反対車線側にあるお店などに行くために道路の左側から右側に移動した際に交通事故が発生した場合は、右端走行ではなくセンターラインオーバーが原因と判断され、過失割合は自転車50:自動車50になることがあります。

一方通行の逆走で発生した事故の過失割合

事故の詳細 過失割合
一方通行違反の自転車が交差点で自動車と衝突 自転車50:対向車50

自転車が一方通行違反をし、交差点で左側または右側から直進してきた自動車との衝突した場合、基本的な過失割合は自転車50:自動車50となります。

一方通行を逆走する車両がくること自動車が予想するのは難しく、自転車にも重たい過失がつくのは仕方のないことかもしれません。

ただし、すべての一方通行標識で上の過失割合となるわけではありません

一方通行の標識には、自転車も対象となる場合と、自転車は対象外の場合があり、標識の下などに「自転車を除く」などの記載があるかないかで分かれます。

実際には、自転車は対象外のケースは多いと言われています。

自転車が一方通行対象外の場合、自動車が左側からきたのなら自転車20:自動車80、右側なら自転車25:自動車75が基本的な過失割合になります(道幅が同じ交差点の場合)。

自転車で交通事故にあったら

自転車で交通事故にあった場合、過失割合以外にも保険や弁護士費用特約の使用、慰謝料請求などさまざまなことを確認する必要があります。

ミスターリードでは自転車で交通事故にあった事故被害者に役立つ情報をほかにもお伝えしていますので、ぜひご参考ください。

Mr.リードからあなたへ

保険会社は逆走を理由に示談交渉で強気の主張をしてくるかもしれません。

もし、ここでご説明した以上の過失がついていたら、あなたには必要以上の過失がつけられている疑いがあります

過去の裁判例や証拠(交通事故証明書や防犯カメラの映像など)を使って交渉することで、過失割合が変わる可能性があります。

相手保険会社から提示内容にすこしでも疑問を感じたら、弁護士などの専門家に正しい過失割合を聞いてみましょう。

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