交通事故コラム

【交通事故の後遺症】むち打ちや骨折での症状と示談のポイント

交通事故は、事故以前と生活を一変させてしまう可能性があります。特に後遺症が残ると仕事や日常生活に大きな支障をきたします。むち打ち、骨折、顔のキズ、脳の損傷など、交通事故で残る可能性がある後遺症は多岐に渡ります。
交通事故で残る後遺症と、その後の対応をご説明していきます。

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  1. 交通事故で残る後遺症にはどのような症状がある?
  2. 後遺症が残ったら後遺障害等級の認定を

交通事故で残る後遺症にはどのような症状がある?

交通事故でケガを負うと、治療をきちんと続けても完治せず、後遺症が残ってしまうこともあります。

重傷の場合のみ後遺症が残るとは一概には言えず、事故当初は大したことのないケガだと思ったとしても、なかなか治らず、後遺症が残ってしまうケースもあります。

むち打ち、骨折のケガによって残る可能性がある後遺症を確認していきましょう。

むち打ちの後遺症は首の痛みやしびれだけ?

むち打ちは、追突事故などで首がムチのようにしなり、大きな衝撃が加わることで発症するケガです。

治りづらいケガと言われており、ちょっとした追突でむち打ちを発症し、治療に数ヶ月も時間がかかり、それでも完治せず後遺症が残ってしまうケースもあります

症状が多岐に渡るのもむち打ちの特徴で、首や腕の痛みやしびれが出る人もいれば、体のだるさ、頭痛、吐き気、めまいなどの体調不良を訴える人もいて、いずれの症状も後遺症が残る可能性があります。

むち打ちの後遺症に関して詳しくは、「むち打ちの症状はいつから出る?後から痛みを感じたらやること」で詳しく解説しています。

骨折では関節に後遺症が残ることも

腕、足、肩や胸、顔の骨など、骨折する可能性がある部位は交通事故によってさまざまです。

その中で、骨が元どおりにくっつかずに変形してしまうなどの後遺症が残ることがあります。

骨の変形は、痛みなどはない場合もありますが、骨が浮き出るなど、変形がはっきりとわかるようになってしまいます。

また、腕や足の場合は、骨の長さが変わり、腕や足が短くなってしまう後遺症や、腕や足を思うように動かせなくなるなど、周辺の関節に後遺症が残る場合もあります。

関節の動きが不自由になると、物を持ったり、歩いたりといった日常生活に支障をきたす場合が出てしまいます。

そのほか、鼻を骨折すると呼吸や嗅覚、あごを骨折すると会話や食事に影響する後遺症が残ることもあります。

骨折による後遺症は、「交通事故で手や足を骨折したら。認定される後遺障害等級と支払われる慰謝料」で詳しくご説明しています。

顔の傷跡も後遺症になる?

交通事故で顔面や頭を強打し、大きな傷や頭蓋骨の陥没など、人目につく傷跡が残ってしまうことがあります。

これを外貌醜状と言います。

外貌醜状は、ほかの後遺症と異なり、痛みなどは残らない場合が多いですが、人前に出ることが消極的になったり、職業に制限が出たりするなどの影響があり、後遺症に含まれます。

外貌醜状は「外貌醜状(顔の傷跡)と腕や足の傷跡」で詳しくご説明しています。

頭を強打して脳に後遺症が残るおそれ

交通事故で地面などに頭を強く打ち付けた際に目立つ外傷がなくても安心はできません。

外傷性くも膜下出血や脳挫傷などの診断を受けた場合、高次脳機能障害という後遺症が残る可能性があります。

高次脳機能障害は、脳を損傷することで発症し、物事を覚えづらくなる記憶障害や、注意力が散漫になる注意障害などの後遺症が残ります。

重度の高次脳機能障害は、日常生活に大きく影響するような重い後遺症が残ります

また、比較的軽度な場合でもわずかな変化が残るおそれがあり、自分で後遺症に気がつきにくいという問題点があります。

高次脳機能障害について詳しくは、「高次脳機能障害の治療やリハビリ方法。後遺障害認定のポイントは?」をご確認ください。

後遺症が残ったら後遺障害等級の認定を

交通事故で後遺症が残ると、この先、後遺症を抱えながらの生活を余儀なくされます。

後遺症といっても、症状の程度によって影響度は変わり、不自由がありつつも日常生活を送れることもあるいっぽうで、重い後遺症が残ると家族やヘルパーさんのサポートがなければ生活が困難になってきます。

また、むち打ちの場合は5年や10年で後遺症の症状が緩和されることもありますが、回復が見込めない後遺症も多いです。

そのような状況で生活していくことになりますので、経済的な不安を抱かないよう、補償をしっかりと受け取ることが大切になってきます。

後遺症が残った場合、治療費や入通院慰謝料、休業損害などとは別で、後遺障害慰謝料逸失利益を相手保険会社に請求できます。

後遺障害慰謝料は、後遺症が残ったことに対する精神的なショックに対して支払われる補償で、逸失利益は、将来の収入への影響に対して支払われる補償です。

ただし、どちらも後遺症が残れば無条件で支払われるものではありません。

後遺障害等級の認定を受け、交通事故による後遺症が後遺障害だと認めてもらう必要があります。

申請方法や申請に関する大切なことは「後遺障害(後遺症)の申請方法と申請前に確認すること」でご説明していますので、ご参考ください。

Mr.リードからあなたへ

後遺症を抱えながらの生活では、事故以前には考えられなかった苦労を強いられる場面が多々あります。

相手保険会社から支払われる賠償金は、今後の生活で必要なお金ですので、後遺障害等級の申請を行い、後遺障害慰謝料と逸失利益を受け取りましょう。

体が辛い状況で保険会社とのやり取りは大きな負担となりますので、後遺障害等級の申請や賠償金の示談交渉は、弁護士など専門家のサポートを受けて進めましょう。

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