交通事故被害の弁護士費用

交通事故コラム

交通事故被害の弁護士費用を50社調査!成功報酬の相場はいくら?

交通事故の慰謝料請求を弁護士に依頼すると発生する弁護士費用。費用は相談料、着手金、成功報酬などに分かれ、示談後などに支払います。弁護士費用特約なしの事故被害者にとっては、弁護士費用はいくらが妥当なのかはとても気になるところです。
そこで、弁護士事務所50社の弁護士費用を独自調査して相場を調べました。成功報酬の計算例や、弁護士費用が変更になる場合などの注意点と一緒にお伝えいたします。

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  1. 相談料と着手金の相場は?
  2. 弁護士費用の相場。弁護士事務所50社の成功報酬を比較!
  3. 成功報酬の金額で弁護士を選ぶ際に注意すること
  4. 交通事故の弁護士費用を計算
  5. 裁判や途中解任などでかかる弁護士費用
  6. 弁護士費用特約で成功報酬や日当の支払いが可能!

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相談料と着手金の相場は?

交通事故被害者が弁護士に依頼するまでにかかる弁護士費用の相場からご説明していきます。

依頼前の費用には、相談時に発生する相談料と依頼する際に支払う着手金があります。

相談料は無料が一般的。有料と無料の違いはなし

交通事故被害に詳しい弁護士事務所は無料相談を実施していることが多いです。

そのため、相談料は無料が相場と言えるでしょう。

無料相談には、「初回相談無料」、「1時間まで相談無料」など、時間や回数に制限があることもあります。

時間制限がある場合は、時間を超えると相談料がかかる場合がありますので気をつけましょう。

また、相談料が有料(30分5,000円程度)の弁護士事務所もあります。

無料相談と有料相談で、相談できることに違いはなく、無料相談が有料相談に比べて質やサービスが悪いわけでもありませんので、特別な事情がない限り相談料無料の弁護士がおすすめです。

無料相談の流れや準備が気になる方は『弁護士の「無料相談」ってどんなことをしてくれるの?』もご覧ください。

着手金も無料が相場。弁護士費用の支払いは解決後

交通事故被害では、着手金無料の弁護士事務所が多いです。

事故後は収入が不安定になったり、治療費の立て替えなどもあったりするため、被害者が負担なく弁護士に依頼できるように着手金が無料になっています。

この場合、示談や和解が成立した後に成功報酬として弁護士費用を支払います。

解決するまでお金がかからないのは事故被害者にとって大きなメリットです(裁判をする場合は、手数料などの実費がかかります)。

また、着手金が発生する場合でも、解決後の後払いに変更してくれるケースもあるので、着手金のある弁護士に依頼したい場合は事前に相談してみるのもおすすめです。

弁護士費用の相場。弁護士事務所50社の成功報酬を比較!

弁護士費用の相場

弁護士費用の成功報酬は、示談や和解が成立し、慰謝料の金額が確定した後に支払う費用です。

「受け取り金額の何%」といった料金体系にしている弁護士が多く、慰謝料の金額によって成功報酬の金額も変わります。

成功報酬の金額は、弁護士事務所によってさまざまです。

相談料と着手金が無料の弁護士事務所50社を無作為にピックアップし、成功報酬の相場を調査しました。

交通事故の成功報酬で多かったのはいくら?

成功報酬(税別) 事務所数
20万円+10% 22事務所
10万円+10% 6事務所
10% 6事務所
15万円+10% 5事務所
15万円+8% 2事務所
18万円+10% 2事務所
10万円+16% 2事務所
18万円+8% 1事務所
10万円+15% 1事務所
15万円+15% 1事務所
20万円+12% 1事務所
20万円+20% 1事務所
  • ミスターリード調べ

多くの弁護士事務所が成功報酬の料金体系を「固定費用+回収金額の○%」としていました。

「固定費用」は、慰謝料の金額に関係なく発生する費用で、「回収金額の○%」は、慰謝料に金額で変わります。

そして、約半数の22事務所で成功報酬が「20万円+10%」でした。

次に多かった「10万円+10%」や「10%」と3倍以上の差があることから、「20万円+10%」が成功報酬の相場と言えるかもしれません

また、50事務所中41事務所が「回収金額の10%」としており、「回収金額の○%」は、10%を基準に考えて良さそうです。

成功報酬の金額で弁護士を選ぶ際に注意すること

弁護士費用の成功報酬の相場は「20万円+10%」だとわかりましたが、相場より安い弁護士事務所もありました。

固定費用がなく、「回収金額の10%」のみの弁護士事務所もありましたので、この事務所に依頼すると相場より20万円安くなります。

20万円の金額差は大きく、弁護士費用が安い事務所に依頼したいと考えることでしょう。

ただし、成功報酬で弁護士を決める時は、「弁護士費用が変わることがある」「受け取る慰謝料の金額」の2つに気をつけてください。

賠償金額や後遺障害の有無で弁護士費用が変わる?

50事務所の弁護士費用を確認していた際に、事故被害者の事情に関係なく費用が一律の弁護士と、状況によって成功報酬が変わる弁護士に分かれました。

相場の「20万円+10%」を採用している弁護士は一律のことが多かったです。

一方で、相場より安価の成功報酬を設定している弁護士事務所は、状況によって金額が変わることが多く、「回収金額の○%」が「10%〜20%」になっている弁護士事務所などがありました。

固定費用の金額が変わる弁護士事務所もあります。

無料相談の際に自分に当てはまる料金体系を必ず確認するようにしましょう

弁護士費用の変動を把握していないと、費用が安い弁護士に依頼したのに相場以上の金額を支払うことになる可能性もあります。

無料相談の際に自分に当てはまる成功報酬の料金体系を必ず確認するようにしましょう。

なお、ケガの程度、後遺障害の有無や等級、相談のタイミング(示談交渉が始まる前か後か)などで、成功報酬が変わることがあるようです(条件は弁護士事務所によって異なります)。

支払う成功報酬より受け取る慰謝料が大事!

交通事故の慰謝料請求を弁護士に依頼する時は「弁護士費用が安く済んだ」よりも「慰謝料を多く受け取ることができた」が大事です

「成功報酬が安い弁護士事務所に依頼をしたら、予定より慰謝料を増額できなかった」となってしまうと、結果として受け取る慰謝料が少なく損をしたことになる可能性もあります。

弁護士費用が安いことも大事ですが、それ以上に「相場の慰謝料を受け取れる」、「安心して任せることができる」といったことを大事にして弁護士を選ぶようにしましょう。

「どの弁護士に相談すれば相場の慰謝料を受け取れるの?」と気になる方は、『「交通事故に強い弁護士」の探し方&比較ポイント。弁護士で慰謝料が変わる?』をご確認ください。

交通事故の弁護士費用を計算

弁護士費用の計算

支払う弁護士費用を実際に計算して、イメージを掴んでいきましょう。

この計算では、架空の弁護士としてA弁護士とB弁護士を使用します。

どちらの弁護士も相談料と着手金は無料ですが、成功報酬が異なります。

A弁護士
成功報酬:20万円+回収金額の10%
B弁護士
成功報酬:回収金額の10%〜20%

A弁護士の弁護士費用は相場です。

B弁護士は相場より安いですが、条件によって成功報酬が異なります。

まずは、A弁護士に依頼し、慰謝料400万円で示談した場合の弁護士費用を確認しましょう。

A弁護士
成功報酬:20万円+(400万円×10%)=60万円

この場合、弁護士費用は60万円となり、400万円から60万円を引いた340万円が交通事故被害者の受け取り金額となります(実際には消費税や実費などが別途かかります)。

つぎに、B弁護士の弁護士費用を計算しましょう。

慰謝料は先ほどと同じ400万円で、成功報酬は10%、20%の2パターン計算します。

B弁護士
(成功報酬10%)
成功報酬:400万円×10%=40万円
B弁護士
(成功報酬20%)
成功報酬:400万円×20%=80万円

成功報酬10%の場合はA弁護士よりB弁護士のほうが安いですが、成功報酬20%だとA弁護士のほうが安くなりました。

「成功報酬20万円+10%」と「成功報酬20%」では、慰謝料の金額が200万円以上だと「成功報酬20万円+10%」のほうが安くなるようです。

次に依頼した事務所によって慰謝料の金額が変わるケースで考えてみましょう。

A弁護士だと慰謝料450万円、B弁護士(成功報酬10%の場合)だと慰謝料400万円で示談できると仮定して比較してみましょう。

A弁護士
成功報酬:20万円+(450万円×10%)=65万円
受け取る慰謝料:385万円
B弁護士
(成功報酬10%)
成功報酬:400万円×10%=40万円
受け取る慰謝料:360万円

この場合、B弁護士のほうが弁護士費用は安いですが、受け取る慰謝料はA弁護士のほうが高額になります。

依頼する弁護士事務所に悩んでいる事故被害者の方は、相談時に慰謝料の見込み金額や弁護士費用を聞き、費用や受け取り金額を確認してみてください。

裁判や途中解任などでかかる弁護士費用

交通事故被害の弁護士費用は相談料、着手金、成功報酬以外の費用が発生することがあります

裁判をする場合の裁判費用、途中で弁護士を解任する場合の違約金、実費(弁護士が遠方の事故現場に行く場合の交通費、郵送費ほか)などです。

このうち、裁判費用と違約金について詳しくご説明します。

裁判の弁護士費用。成功報酬は変わる?

裁判をする場合は、訴訟提起にかかる費用(裁判所への支払い)と裁判に出廷する弁護士の日当(弁護士への支払い)などが別途発生します。

裁判所に支払う金額は損害賠償請求の金額で変わります。

詳しくは、「交通事故裁判の流れ。期間や弁護士費用からメリットを考える」でご説明していますのでご覧ください。

弁護士に支払う日当は、所要時間や場所などで異なります。

また、示談交渉と裁判で成功報酬の金額が異なる場合があります。

裁判することを視野に入れている方は、裁判をする場合の費用を相談時に必ず確認しておくようにしましょう。

弁護士の途中解任は違約金が発生

依頼した弁護士を途中で解任することは可能です。

弁護士との相性が合わない、頼りなくて不安が大きい、といった場合は途中解任もやむを得ないかもしれません。

ただし、依頼した弁護士を途中で解任すると、違約金を支払うことになる可能性があります。

相性などは相談時にきちんと確認し、依頼前に途中解任のリスクをできるだけ少なくしておきましょう。

弁護士費用特約で成功報酬や日当の支払いが可能!

弁護士費用特約がある場合は、成功報酬や裁判での弁護士の日当などの弁護士費用を自動車保険に支払ってもらうことができます

多くの保険会社では、特約で支払える弁護士費用の上限を300万円としていますが、弁護士費用が300万円を上回ることは稀です。

ほとんどのケースでは、事故被害者による費用の負担は発生していません。

なお、弁護士費用特約がある場合と特約なしの場合で、料金体系が異なる弁護士事務所が多いです。

請求先は自動車保険ですが、念のために把握しておきましょう。

Mr.リードからあなたへ

交通事故被害の弁護士費用がどのような仕組みでできているかご理解いただけたでしょうか?

専門家への相談を考えている方は、まずは無料相談を利用して、弁護士費用や慰謝料増額の見込み、依頼するメリットなどを確認しましょう。

ミスターリード認定済みの専門家は、無料相談が可能です

交通事故診断から探せますので、お気軽にご活用ください。

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