交通事故コラム

交通事故の慰謝料はいつもらえる?支払いまでの期間と先に受け取る方法

交通事故後に被害者を悩ませるのがお金の負担増。示談時に支払われるとはいえ治療費や通院交通費を立て替えると出費がかさみますし、会社を欠勤すると収入が減ってしまいます。「慰謝料が早くほしい」、「いつもらえるの?」となど支払い時期を気にする事故被害者も少なくなりません。
ここでは、慰謝料が支払われるまでの期間や先に受け取れる補償や保険についてご説明します。

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  1. 交通事故の慰謝料をもらえるのは示談後
  2. 自分で対応したほうが慰謝料は早くもらえる?
  3. 示談成立から慰謝料が振り込まれるまで何日?
  4. 内払い・保険金など示談前に受け取れるお金
  5. 慰謝料の支払いまでスムーズに進めるなら

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交通事故の慰謝料をもらえるのは示談後

事故被害者に慰謝料が支払われる時期は、示談が成立した後です。

示談金として保険会社とのやりとりの最後に支払われます

ケガの程度や治療期間、後遺障害の等級認定などで慰謝料の金額が異なるため、治療途中で示談が成立し、慰謝料全額が支払われるということは基本的にはありません。

慰謝料が支払われるまでの期間は早くて数ヶ月、重症の場合だと2年以上かかることもあります。

示談交渉がまとまらず、裁判になった場合も慰謝料の受け取りが遅くなってしまいます。

自分で対応したほうが慰謝料は早くもらえる?

「自分で早く示談して慰謝料をもらいたいから弁護士に相談しない」と考える人もいるかもしれません。

ただし、自分で対応すると、弁護士に相談した場合と比べて慰謝料が低額になる可能性があるので、早ければ良いとは一概には言えません。

保険会社が被害者側の希望額をあっさりと認めることは少ないため、時には時間を使って粘り強く何度も交渉を行わなければ、適切な慰謝料を受け取れないことがあります。

交通事故に詳しい弁護士に相談をすれば、スピード感と慰謝料増額を両立して交渉を進めてもらうことができます。

早く慰謝料を受け取りたいからこそ、弁護士に相談したほうが良いかもしれません。

なお、少しでも早く慰謝料が欲しいという人は、後ほどご紹介する示談前に慰謝料の一部を受け取る方法を実践して、お金の負担を軽減しましょう。

示談成立から慰謝料が振り込まれるまで何日?

示談が成立しても当日や翌日に慰謝料が支払われるとは限りません。

示談書の作成などで時間がかかります。

慰謝料は基本的に保険会社から振込で支払われますが、土日祝日を挟むと振込時期が後ろ倒しになります。

自分で対応する場合で、示談成立から慰謝料の支払いまで数日から1週間程度と考えておくのがいいでしょう。

弁護士に依頼している場合は、支払いまで1〜2週間程度を想定しておきましょう。

保険会社から弁護士事務所に慰謝料が振り込まれ、その後事故被害者に支払われるケースが多いので、自分で対応する場合よりも時間がかかることがあります。

「何日までに支払ってほしい」などの希望がある場合は、弁護士にあらかじめ伝えておくことをおすすめします。

内払い・保険金など示談前に受け取れるお金

「慰謝料がいつもらえるか知りたい」という方の多くには、「早くもらいたい」という気持ちがあると思います。

最初にお伝えした通り、慰謝料の支払い時期は示談後です。

ただし、仮渡金内払いといった制度を利用することで、示談前に慰謝料の一部をもらえる可能性があります(最終的な慰謝料から前払いのような形で受け取るもので、示談時に差し引かれます。最終的な金額が少なくなることもありません)。

また、自分が加入している自動車保険で人身傷害保険や搭乗者傷害保険に加入していれば、慰謝料より早く保険金が支払われる可能性もあります。

当面の生活費の不安がなくなれば、急いで示談交渉する必要もなくなりますので、制度を利用してお金の不安を緩和しましょう。

示談前に利用できる制度、支払われる保険金をご紹介します。

内払い・仮渡金で慰謝料の先払い

示談前に慰謝料の一部をもらえる制度として内払いと仮渡金があります。

まず、内払いは加害者の任意保険にしてもらえる対応で、治療費や休業損害などのうち、金額に争いのない項目を先に支払ってもらったり、休業損害を毎月もらったりすることができます。

ただし、保険会社が認めた場合に限られるので、必ず支払われるものではありません。

いっぽうで仮渡金は、賠償金額が確定する前に自賠責保険から一定金額をもらうことができる手続きで、支払われる金額は少ない(傷害事故の場合、40万円、20万円、5万円いずれか)ですが、確実に受け取ることができます。

保険会社が内払いを認めない時は、被害者請求で相手の自賠責保険に対して仮渡金の支払い手続きを行いましょう。

一括対応で治療費立て替えの負担を軽減

一括対応は、加害者の保険会社が行う手続きで、一括対応にすると治療費が病院から直接保険会社に請求され、事故被害者が一時的に治療費を負担することがなくなります。

治療費の負担を軽減したい場合は、一括対応を保険会社に相談してみてください。

傷害分の慰謝料を先に示談する

後遺症が残った場合は示談交渉前に後遺障害の等級申請を行いますが、後遺障害等級が認定されるまでに数ヶ月から約1年かかります。

後遺障害申請は適切な慰謝料を受け取るために必要な手続きですが、時間がかかるのは、早く慰謝料を受け取りたい事故被害者にとっては困るところです。

このような場合、傷害分の慰謝料(治療費や休業損害、入通院慰謝料など)と後遺障害分の慰謝料(後遺障害慰謝料、逸失利益)を分けて示談することを考えましょう。

後遺障害申請の結果を待っている間に傷害分だけ先に示談交渉するやり方です。

必ずできる方法ではありませんが、弁護士に相談した上で加害者の保険会社に交渉してもらうことで認められるケースがあります。

内払いと傷害分の慰謝料の先払いは『内払い、仮渡金、慰謝料の前払い』で詳しくご説明しています。

自動車保険から保険金を受け取る

ご自身やご家族などが自動車保険の人身傷害保険や搭乗者傷害保険に加入していると、慰謝料とは別に自動車保険から保険金をもらえる可能性があります。

これらの保険金の支払い時期は慰謝料より早く、搭乗者傷害保険は入院と通院の日数が5日を超えたらケガ別で決まっている保険金が支払われます。

人身傷害保険は、治療が終わったタイミングで保険金の金額が決まるため、搭乗者傷害保険よりは支払いが遅くなりがちですが、それでも慰謝料より先に保険金が支払われるケースが多いです。

詳しい支払い時期などは、加入する自動車保険にご確認ください。

慰謝料の支払いまでスムーズに進めるなら

手続きや示談交渉でトラブルがあると、慰謝料を受け取るまで必要以上に時間がかかってしまいます。

それを防ぐには、早い段階で専門家に相談するのがおすすめ

「じっくりと示談交渉をしてほしい」、「慰謝料を早くもらいたい」などの希望を聞き、金額を重視するか、スピードも意識するかを判断して、示談までスムーズに進めていくことも専門家に必要なスキルです。

ミスターリードが認定している専門家は、依頼者のことを考えて手続きを進めていくことができる事務所ばかりですので、ぜひ相談してみてくださいね。

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