会社員・29歳ワーママNさんの交通事故被害
右折車に突っ込まれて自走不可能に。夫と娘は軽傷で、自分はむち打ちに。
ーー被害に遭われた交通事故の詳細を教えてください。
【Nさん】交差点で青信号を直進していたら、右折車に突っ込まれて衝突しました。タイヤはパンク、フレームは歪んでしまってドアも開かず。サイドミラーはぶら下がり、バンパーは外れてバコバコで自走不可能な状態でした。私が運転していて、夫と娘(保育園児)も同乗していました。夫と娘は軽傷でしたが、私はむち打ちになってしまいました。事故の衝撃の大きさの割には軽傷だったのが幸いです。事故後は、10日ほど仕事を休みました。ただ、現在も頭痛と吐き気が続いています。
事故後1ヶ月経っても吐き気が止まらない
ーー事故後の症状の変化、通院状況などについて教えてください。
【Nさん】事故の翌日は全身が痛くて1日中寝込んでいました。事故の翌週は、頑張って出勤しながら整形外科にも通院していましたが、会社に事故の報告をしたり、相手の保険会社の電話対応にも追われていて。腕がしびれるし、夕方や雨の日になると必ず頭痛と吐き気になって、辛すぎました。

事故から10日後の通院の際には、医師から出勤停止と言われてしまい、そこから10日間休業しました。その期間は毎日、整形外科に通院していました。事故から20日後くらいにはしびれが取れてきて、それからは週3日の頻度で通院しました。事故後1ヶ月経っても吐き気と頭痛は治らず、このまま治らないんじゃないかとだんだん不安になりました。結局、事故から7ヶ月後、吐き気と頭痛は治らないまま症状固定で治療が終了しました。
- ミスターリードの
かんたん解説 -
むち打ちの症状は、しびれや吐き気、頭痛など目に見えない症状が出るのが特徴です。些細な症状でも主治医に相談するようにしましょう。
また、整骨院や接骨院には医師がいません。整形外科に通って、必ず医師の診断を受けましょう!
どんなに辛くても家事は休めない。娘の生活リズムも後ろ倒しに
ーー事故後、家庭で困ったことは何ですか?
【Nさん】どんなに痛みがあっても家事を休めないところ。事故後しばらくは、実家にサポートしてもらっていましたが、遠方なので頻繁には頼めず。娘は、病院の付き添いも嫌がっていてそれも大変でした。また、会社出る→娘迎え→病院→帰宅→ご飯作り~とやっていたので、生活リズムが後ろ倒しになっていて。娘の生活リズムも崩れてしまって、良くないと感じていました。ただでさえ帰宅後から寝かし付けまでバッタバタだったのに…。
- ミスターリードの
かんたん解説 -
痛みがある中で、これまで通りに家事や育児をこなすのはやめましょう。家族のサポートを受けるなどして、できるだけ安静にして治療に専念することが大切です。
家族が駆けつけるために使った交通費なども、相手に請求できることがあるので領収書などは保管しておきましょう。
被害者でも走行中なら過失がつく
ーー過失割合について教えてください。
【Nさん】8(相手):2(自分)です。自分も走行中だと過失がついてしまうんですね。
相手の対応に誠意が感じられた
ーー相手の方(加害者)との事故後の関係はどうですか?
【Nさん】加害者の人とは良好な関係です。事故直後に開口一番謝ってきたし、名刺ももらいました。事故の翌日には「謝罪に行きたい」とも言っていただきました。その後もたまにSMSで連絡をとってます。誠意ある対応なので、相手の方には悪い印象はないですね。
むち打ちくらいでは弁護士を頼めないと思った
ーー弁護士に示談交渉を依頼しようと思ったのは、いつですか?
【Nさん】自分の自動車保険に弁護士費用特約が付いているのはわかっていたのですが「むち打ちくらいで弁護士に依頼していいのかな」と思ってしまって依頼せずにいました。

でも、相手の保険会社から、仕事中でもお構いなしにしょっちゅう電話がかかってきていて。
- ケガの具合の確認
- 病院に通うならどこ?
- 病院名伝えたら「連絡入れました」の報告
- 調剤薬局はどこを使う?
など
とにかく、細かいことで頻繁に連絡がありました。よく言えば丁寧な対応、悪く言えばちょっと面倒でした。提出しなくちゃいけない書類も膨大で、悪戦苦闘しました。そんな日が続くと、疲れてしまい職場にも悪いと感じて、弁護士に依頼することにしました。結局、弁護士に依頼したのは事故から2週間以上経ってからでした。
- ミスターリードの
かんたん解説 -
弁護士に依頼すれば、保険会社の電話対応や書類の手続きも弁護士が行ってくれます。あなたの意向に沿って交渉を進めてくれるので、精神的な負担が軽減されますよ。
最善を尽くせているという安心感がある
ーー弁護士に依頼してよかったことは何ですか?
【Nさん】やり取りを弁護士に頼めることがいいですよね。それだけでも解放感があります。今回、後遺障害も申請しているのですがむち打ちで14級の認定を受けるのは結構難しいみたいで。自分だけだと諦めてしまいそうだけど、弁護士がついているから最善を尽くせていると感じます。その時々で、判断が間違っていないという確信を持てるもの安心です。
Mr.リードからあなたへ
「むち打ちくらいで弁護士に依頼してはいけないと思った」という方、そんなことはありません!
むち打ちは、他のケガより治療期間が長くなったり、自覚症状がなかなか治らないなどの特徴があります。
我慢せず、まずは弁護士に相談して、適切な後遺障害の等級を申請してくださいね。
ミスターリードでは、むち打ちの相談も可能な弁護士をご案内していますよ。
ワーママの交通事故後の対応や示談交渉についてまとめた「30代ワーママの交通事故の正しい対応。ケガで家事や育児が思うようにできない!」もあわせてご覧ください。
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