交通事故コラム

通ってはいけない交通事故整骨院4例。悪徳整骨院の見極め方!

交通事故の治療でこれから整骨院に通おうと考えている人、すでに整骨院に通院している人は必見。交通事故専門とは表向きだけ、悪徳な整骨院を選んでいないか見極める4つのポイントをご紹介します。

  • 悪徳整骨院はあくまで一部。多くの整骨院はこのようなことはありませんので、整骨院への通院をネガティブに考えないでくださいね。

悪徳整骨院に通うと、治療や慰謝料でデメリットが生じてしまうかも

まずはっきりさせておきたいのは、むち打ちなど交通事故によるケガで整骨院や接骨院に通院する必要があるときは、ぜひ通院してほしいです。

ケガの回復に効果があるケースは多いですし、ルールを守って整骨院に通えば、治療費は保険会社に支払ってもらえます。

後々に支払われる慰謝料の金額アップに繋がることもあります。

しかし、整骨院、接骨院の中には交通事故被害における治療費や慰謝料の支払いの仕組みを利用して、不当な方法でお金儲けをしているところもあります。

悪徳整骨院に当たってしまうと、自分にデメリットがあります。
場合によっては刑事事件の加害者になってしまうこともあり得ます。

そのような事態を避けるため、悪徳整骨院の特徴を覚えておきましょう。

はじめに、悪徳整骨院が言いそうなこと、悪徳整骨院を見極める4つのポイントに触れ、その後、詳しくご説明していきます。

この言葉を聞いたら悪徳整骨院かも?

  • 「明日も通院したことにしておきますね」
  • 「慰謝料を多くもらうためにたくさん通院しましょうね」
  • 「示談交渉も私たちに任せてください!」
  • 「交通事故に遭ったら、最初に整骨院にご連絡ください」

交通事故の治療で通ってはいけない整骨院4例

  1. 治療費の水増し請求の話を持ちかけてくる
  2. ケガに見合わない、必要以上の通院を勧めてくる
  3. ケガの症状などを詳しく確認せずに施術を行う
  4. 示談交渉の代行までやろうとする

1.治療費の水増し請求の話を持ちかけてくる

“交通事故被害者の治療費を水増し請求していた整骨院経営者を逮捕”

このようなニュースを見聞きしたことはないでしょうか?

近年、交通事故被害者の通院日数を水増しして保険会社に伝え、架空の治療費を受け取る整骨院が問題視されています。

交通事故被害者にとっては、加害者への怒りや将来への不安などもあり、慰謝料は多く受け取れるに越したことはないでしょう。

自賠責基準」で受け取る場合、整骨院への通院日数が増えると、事故被害者が受け取る慰謝料や治療費の金額も増えるケースがあります。

整骨院はこの仕組みや交通事故被害者の気持ちを知ったうえで「○日も通院したことにしておきませんか?」と水増し請求を持ちかけてくるのです。

ですが、水増し請求は犯罪です。絶対に応じてはいけません。

水増し請求があったことを保険会社が知ると、慰謝料請求の際に自分が不利になりますし、刑事事件の加害者になってしまう場合もあります。

水増し請求の話をしてくる整骨院は、自分たちの目先の利益しか考えていない可能性が高いです。

そのような整骨院はすぐに転院することをおすすめします。

2.ケガに見合わない必要以上の通院を勧めてくる

「多く通院したほうが慰謝料も高額になりますので、ぜひたくさん来てくださいね」

事故被害者のことを考えた、思いやりのある言葉に受け取れるかもしれません。

しかし、ケガの程度に合わないほどの通院を求めてきたり、「もっと通院しろ」としつこい整骨院だったりしたら、その整骨院も患者さんのケガのことより、お金のことを第一にしているかもしれません。

整骨院は通院日数が多いほうが売り上げは増えます。

いっぽう、交通事故被害者は、通院日数が多いほうが慰謝料の金額が高額になる可能性がありますが、それは「自賠責基準」で慰謝料を受け取る場合の話。

弁護士などが慰謝料計算をする際に使用する「裁判基準」では、通院期間は金額に関係するものの、通院日数は基本的に関係しません(通院期間は治療を終えるまでの日数、通院日数は実際に通院した日数です)。

つまり、裁判基準で慰謝料を請求する場合、たくさん通院して得するのは整骨院だけとなります。

しかも、ケガの症状に対して通院日数が多すぎると、保険会社から「過剰診療」だと指摘されてしまいかねません。

過剰診療だと判断された場合、治療費の一部は事故被害者の自己負担となります。

本来であれば持ち出しがなかったはずの治療費で自己負担が発生し、結果的に損をすることもあるのです。

整骨院に通院する際は、ベストの頻度をしっかりと見極めることも大事。

その点を理解して適切な通院回数を提案してくれる整骨院に変更したほうがいいでしょう。

3.ケガの症状などを詳しく確認せずに施術を行う

交通事故でのケガの症状は一人ひとり違うもの。

同じ診断名でも痛みの度合いはそれぞれ異なりますよね。

それにも関わらず、細かな確認をせずに施術をはじめるような整骨院であれば、疑ってみてもいいかもしれません。

症状をきちんと確認していないのは、技術が不足しているまたは流れ作業になっているなどの理由が考えられます。

「交通事故被害を専門としている」とうたえば集客につながると考え、交通事故の知識や施術経験がないのに、店頭やWebサイトで大々的に宣伝している場合もあるためです。

さらには、「交通事故に遭ったらまず整骨院にご連絡ください」とPRしているところもあります。

しかし、交通事故のケガの治療でそれは適切ではありません。

あくまで最初に行くべきは病院です。

このような整骨院は事故被害者のことを第一に考えているとは言えません。

患者さん一人ひとりとしっかり向き合っている整骨院で施術してもらうようにしましょう。

4.示談交渉の代行までやろうとしてくる

「示談交渉も私たちに任せてください!」

「慰謝料のこと詳しいので、なんでも相談に乗りますよ」

ケガだけでなく慰謝料や示談まで任せられる整骨院は親切そうに思えます。

でも、これは集客のための行き過ぎた行為です。

慰謝料の相談をした弁護士に「むち打ちの治療も私がやります」と言われても、医師でも柔道整復師でもない弁護士に治療をしてもらうのは不安しかないですよね。

示談交渉の代行をする整骨院はこれと同じです。

このような整骨院に任せても事故被害者にメリットはほとんどありません。

保険会社との慰謝料の示談交渉は、交渉の経験や法律の知識、複雑な計算などを必要としますので、法律の専門家ではない人が交渉をしても良い結果になるとは想像しがたいからです。

余計なトラブルを起こしてしまう可能性もあり、トラブルになった後で弁護士に相談をしても手遅れの場合があります。

また、示談交渉を代行することに対して報酬などの見返りを求めてきたら、それは「非弁」という法律違反に該当します。

「慰謝料は自分の専門外なので、正確なことは弁護士への確認をオススメします」

といったように、きちんと線引きをしていれば安心です。

交通事故被害に詳しい弁護士と提携している整骨院もありますので、整骨院がきっかけで弁護士に相談をするのもおすすめです。

Mr.リードからあなたへ

このような悪徳整骨院はごく一部。

多くの整骨院はこんなことありませんので、自分の体を任せられる整骨院に出会い、ケガの回復に務めましょう。

現在、通院する整骨院を探している人には「交通事故のケガで通う整骨院の選び方5か条。おすすめ、NGな治療院の見分け方とは?」のコラムもオススメです。

ミスターリードの交通事故診断でも地域ごとに整骨院を探すことができるので、ぜひ活用してくださいね。

交通事故のケガで整骨院を探すなら、
まずは交通事故診断

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