弁護士の選び方。依頼経験者はどう行なっていた?
弁護士を探した際に使用した手段をすべて選択してください。(複数選択可能)

このアンケートは、過去30年以内に弁護士に依頼をした経験を持つ人に行ったものです。
依頼をする弁護士を探す手段として「友人や知人の紹介」、「インターネット」という回答が多い結果になりました。
総合的に一番多かったのは「友人や知人からの相談」ですが、スマートフォンの普及などもあり、近年はインターネットを利用して弁護士を探している人が最も多くなっています。
2016年以降は、毎年40%以上の人が弁護士選びに「インターネット」を利用していることもわかりました。
インターネットで弁護士を選ぶことは、今や当たり前のことになりつつあるようです。
また、交通事故で弁護士に相談をした人に限定すると、「友人や知人の紹介」(31.7%)、「インターネット」(34.1%)よりも「保険会社のオプション」(39%)の割合が多くなっています。
「弁護士費用特約」を使用する際などに、加害者の保険会社から提携する弁護士を案内されるケースが多いことが想定されます。
ただし、保険会社の案内というだけで安心するのはやめましょう。
保険会社の紹介とはいえ、その弁護士が交通事故被害に精通しているとは限りません。
同時に、わかりやすい説明をしてくれるかなども大切です。
弁護士費用特約は、保険会社が提携する弁護士にだけ使用できるとは限りません。
一部例外を除き、自分で選んだ弁護士に対して使うことができます。
案内された弁護士に任せていいか、自分で確認することは忘れないようにしましょう。
弁護士のWebサイトはどこを確認している?
法律事務所のWebサイトではどのような点を注目して確認しましたか?(複数選択可)

続いてご紹介するのは、先ほどの質問で「インターネット」と回答した人が、法律事務所のWebサイトでどこを注目して見たかをまとめたものです。
「弁護士費用」という意見が最も多くなりました。
これから相談を考えている人で「弁護士費用が気になる」という人は多いでしょう。
弁護士選びをしながら費用を確認することはとても大切です。
Webサイトに弁護士費用を明確に記載している法律事務所が多いので、気になる人はまず確認してみてください。
もし、確認した法律事務所のWebサイトが、弁護士費用の記載が不明確だとしたら、その法律事務所はあまりオススメできません。
弁護士費用には、相談料、着手金、成功報酬、実費など、色々な費用がありますので、確認してもわからないということもあります。
その場合は、相談時に具体的な費用を忘れずに質問しましょう。
また、交通事故被害をはじめ、個人が抱える法律問題の多くは、無料相談が浸透しています。
そのため、まずは無料で相談できる弁護士を選ぶのがおすすめです。
交通事故の弁護士費用については、「交通事故被害の弁護士費用を50社調査!成功報酬の相場はいくら?」でご説明しています。
そのほかでは、「弁護士のプロフィール」、「事務所や弁護士の実績」、「アクセス」なども多い結果となりました。
弁護士、法律事務所がその法律分野でどのような実績や経験を持っているかは、弁護士を選ぶ際のとても重要なポイント。
自分が相談したい法律分野での実績がWebサイトに記載されているかも合わせて確認しましょう。
また、アクセスを確認している人が多いですが、交通事故で弁護士に相談をする際は弁護士事務所に行かないといけないと思っていませんか?
交通事故では、電話相談に対応している弁護士事務所がたくさんあります。
電話と対面で、相談できることや質に違いはありません。
忙しい人、ケガで移動が大変な人も多いと思いますので、自分に合った相談方法を選びましょう。
弁護士を決めた“キメ手”は?
相談する弁護士を探した際にキメ手になったことは?(複数選択可)

このグラフは、弁護士選びのキメ手に関する質問の結果です。
40%以上の人が「任せられる弁護士だと思った」をキメ手として挙げており、ついで「弁護士の人柄が良かった」が多くなっています。
また、上記のうち最もキメ手となった1項目のみを選択する質問では、「任せられる弁護士だと思った」が21%を集め、最も多い結果となりました。
交通事故に限らず、どの法律分野でも「この弁護士なら安心して任せられる」と思えることはとても大事。
任せられる弁護士だと思う基準は、個人差のあることですが、弁護士を探す際は頼りがいや話やすさなど、人を見て選び、安心感を得た弁護士に相談・依頼をしている人が多いと言えます。
弁護士費用は安いものではありません。
「費用をお支払いしてでもお願いしたい人か」を見極めるのは、みなさんにも弁護士選びで大切にしてほしいです。
「本当に弁護士に依頼するべき?」と迷っている人へ
弁護士への依頼を考えてから依頼するまでにどの程度の日数がかかりましたか。(1つ選択)

こちらは弁護士への依頼を考えてから、実際に依頼するまでにかかった期間に関する質問の回答です。
「約1週間」という回答が30%で最も多く、「1日以内」に依頼した人は13.7%に留まっています。
依頼するまで1週間以上かかった人に、その理由を聞いたところ、「弁護士に依頼するべきか迷っていた」という意見が41%と最も多くなりました。
「本当に弁護士に依頼するべきなの?」と、今まさに迷っている人も多いでしょう。
過去、弁護士に依頼をした人も、いろいろと迷いながら弁護士を選んでいたのは同じです。
同じように迷いを抱えながら、一歩踏み出して弁護士に相談し、法律トラブルを解決できたという人がたくさんいます。
「まずは弁護士に相談!」という広告が多いのは、迷いながら弁護士を探している人に、選んだ弁護士に相談する勇気を持ってほしいからです。
交通事故被害では、その一歩が正しい慰謝料を受け取ることにつながります。
迷っているなら1度相談し、依頼するかはそのあとに判断をしてはいかがでしょうか?
- ※<調査概要>実施日:2018年9月1日〜2日、対象:20才以上の男女、条件:30年以内に弁護士に依頼をしたことがある人、人数:300サンプル(男女各150サンプル)、調査協力:株式会社マーシュ
Mr.リードからあなたへ
実際に弁護士に相談・依頼をしたことがある人の声は参考になりましたか?法律トラブルを一人で悩んでも解決できないのと同じように、弁護士に依頼するべきか、一人で考えてもなかなか答えは出ません。
話を聞きに行く程度の軽い気持ちで、相談する弁護士を探してみてはいかがでしょうか?
交通事故被害での弁護士の選び方は「交通事故の弁護士の選び方5カ条。評判や口コミだけで相談するのはキケン?」もご覧くださいね。
弁護士に相談する前には、こちらをご覧ください。
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